WEBVTT

00:00.540 --> 00:04.080
インストラクター：次に説明するワイヤレス接続は衛星接続です｡

00:04.080 --> 00:05.850
衛星インターネットアクセスとは､

00:05.850 --> 00:10.710
宇宙空間にある通信衛星を使ってユーザーをインターネットに接続する方法である｡

00:10.710 --> 00:15.750
つい最近まで､ 衛星インターネットはほんの一部の特殊な用途にしか使われていなかった｡

00:15.750 --> 00:20.100
例えば､ ケーブルや携帯電話､ 光ファイバーや銅線での接続ができないような田舎や僻地に住んでいる場合､

00:20.100 --> 00:25.110
衛星インターネットの利用を検討することになるかもしれない｡

00:25.110 --> 00:28.500
衛星インターネット接続の素晴らしいところは､

00:28.500 --> 00:32.850
どこでも接続できることだ｡

00:32.850 --> 00:34.200
アンテナを取り付けることができ､

00:34.200 --> 00:35.310
宇宙空間の頭上にある衛星まで見通すことができれば､

00:35.310 --> 00:38.820
インターネットサービスを受けることができる｡

00:38.820 --> 00:40.320
例えば､ アメリカの遠隔地に住むホームユーザーには､

00:40.320 --> 00:41.730
HughesNetのような商用サービスを利用することができる｡

00:41.730 --> 00:52.770
HughesNetは､ ディレクTVやディッシュ・ネットワークが衛星テレビで行っているように､ 屋根の上に小さな衛星アンテナを設置し､ それを使ってそこそこ高速のインターネットを利用することができる｡

00:52.770 --> 00:54.270
しかし､ これは同等の家庭用光ファイバー､

00:54.270 --> 00:57.600
ケーブル､ DSLサービスよりも高くつく｡

00:57.600 --> 00:59.220
しかし､ あなたは遠隔地にいるので､

00:59.220 --> 01:01.290
衛星放送が唯一の選択肢かもしれない｡

01:01.290 --> 01:03.990
現在､ 遠隔地のユーザーは衛星が使用される分野の1つであるが､

01:03.990 --> 01:05.550
衛星サービスが真価を発揮する本当の場所は､

01:05.550 --> 01:08.580
外出中のモバイル・ユーザーである｡

01:08.580 --> 01:10.290
テキサスの油田地帯のど真ん中でRV車やトラックで仕事をしている人には､

01:10.290 --> 01:15.030
衛星を使うには絶好の場所かもしれない｡

01:15.030 --> 01:16.890
あるいは､ 私のようなビジネス・トラベラーであれば､

01:16.890 --> 01:24.000
民間飛行機で世界中を飛び回ったり､ クルーズで海を渡ったりしても､ ずっとインターネットに接続したままにしておくことができる｡

01:24.000 --> 01:28.680
例えば､ 数年前､ 私はクルーズに出かけたが､ 生徒の質問が来たら確実に答えなければならなかったので､

01:28.680 --> 01:31.770
10日間もオフラインでいる余裕はなかった｡

01:31.770 --> 01:33.690
だから､ クルーズ船に乗っている間は､

01:33.690 --> 01:38.940
1日1時間ほどネットに接続して､ 朝食をとる前に生徒の質問に答えることができた｡

01:38.940 --> 01:41.040
というのも､ この船には無線LANがあったのだが､

01:41.040 --> 01:44.190
その無線LANは衛星インターネットにつながっていたのだ｡

01:44.190 --> 01:49.050
これを使うには少々高かったが､ うまく機能したし､ 新しい衛星コンステレーションを使うことで､

01:49.050 --> 01:51.450
スピードもかなり向上した｡

01:51.450 --> 01:53.910
実際､ NetflixやHuluの映画やテレビ番組をストリーミングしたり､

01:53.910 --> 01:57.660
生徒の質問に答えたり､ そういったことはすべて問題なくできた｡

01:57.660 --> 02:00.900
家でケーブルモデムを使っているような感覚だった｡

02:00.900 --> 02:03.630
衛星インターネットには欠点もある｡ 

02:03.630 --> 02:09.030
まず､ 速度はファイバーモデムやマイクロ波リンク､ あるいはケーブルモデムほど速くならない｡

02:09.030 --> 02:10.950
次に､ ほとんどの衛星インターネット・プロバイダーは､

02:10.950 --> 02:14.970
あなたが持っているこれらの他のオプションに比べてかなり高価です｡

02:14.970 --> 02:19.710
そして3つ目は､ 衛星を使う場合､ インターネット接続にはそれなりの遅延があることだ｡

02:19.710 --> 02:26.850
というのも､ 通信衛星のほとんどは､ 地球から約22,000マイル離れた地同期衛星を利用しているからだ｡

02:26.850 --> 02:33.210
信号が宇宙まで届くのに8分の1秒かかる｡

02:33.210 --> 02:35.790
その後､ インターネット・サービス・プロバイダーの地上局に下りるのに､

02:35.790 --> 02:37.890
さらに8分の1秒かかる｡

02:37.890 --> 02:40.020
そしてインターネットに接続し､ あなたのデータを取得し､

02:40.020 --> 02:45.600
衛星まで8分の1秒かけて戻り､ さらに8分の1秒かけてあなたに届く｡

02:45.600 --> 02:52.140
つまり､ この往復には約500ミリ秒､ つまり半分の時間がかかることになる｡

02:52.140 --> 02:57.210
比較のために言っておくと､ 私のマイクロ波長ではレイテンシーは5ミリ秒程度で､

02:57.210 --> 02:58.950
100倍速い｡

02:58.950 --> 03:00.810
だから､ もしあなたが大のビデオゲーマーなら､

03:00.810 --> 03:05.430
500ミリ秒の待ち時間は何度もあなたを殺すことになるだろう｡

03:05.430 --> 03:10.290
衛星に関しては､ 2020年から2025年にかけて状況は急速に変化する｡

03:10.290 --> 03:11.520
多くの企業が衛星インターネット市場､

03:11.520 --> 03:15.317
特に消費者直販市場に参入している｡

03:15.317 --> 03:17.760
すでに1700基以上の衛星を打ち上げており､

03:17.760 --> 03:25.050
最大で合計1万2000基の衛星を打ち上げる認可を得ている｡

03:25.050 --> 03:28.260
現在､ スターリンクは多くの消費者にとっても低コストのオプションであり､

03:28.260 --> 03:31.800
月額サービスはわずか100ドルから200ドル程度である｡

03:31.800 --> 03:36.930
でも一番いいのは､ レイテンシーを30ミリ秒から35ミリ秒程度に抑えたことだ｡

03:36.930 --> 03:38.700
では､ 彼らはどうやったのか？

03:38.700 --> 03:41.670
まあ､ 彼らは地球同期軌道を使わないことを選んだ｡ 

03:41.670 --> 03:45.600
静止軌道にある場合､ 地球の約90％をカバーするのに必要な衛星は3機から6機程度で､

03:45.600 --> 03:53.520
それはとても良いことなのだが､ それらの地域すべてと見通し線を維持するためには､ 地球から遠く離れなければならない｡

03:53.520 --> 03:55.170
22,000マイル離れた場所から､

03:55.170 --> 03:58.290
衛星1つで地球の約3分の1を見ることができる｡

03:58.290 --> 04:04.350
一方､ スターリンクは地球から約340マイルしか離れていない低軌道を使うことを選択した｡

04:04.350 --> 04:07.950
この方がずっと近いし､ 移動距離も少なくて済むので､

04:07.950 --> 04:10.260
待ち時間が短縮される｡

04:10.260 --> 04:15.510
そのトレードオフとして､ 個々の衛星のエリアがかなり狭くなっている｡

04:15.510 --> 04:23.700
スターリンクの場合､ 個々の衛星がカバーできる範囲は地上約350マイル（約563キロメートル）だ｡

04:23.700 --> 04:28.650
そのため､ スターリンクは世界を完全にカバーし､ サービスを提供するために多くの衛星を必要とする｡

04:28.650 --> 04:32.930
そのため､ この需要に対応できるよう､ 1日に約1機の衛星を打ち上げている｡
