WEBVTT

00:00.090 --> 00:00.960
インストラクター：このレッスンでは､

00:00.960 --> 00:03.690
ストレージ・デバイスの問題についてお話しします｡

00:03.690 --> 00:05.580
私がストレージ・デバイスについて語るとき､

00:05.580 --> 00:09.900
ここではハードディスク・ドライブとソリッド・ステート・デバイスに焦点を当てている｡

00:09.900 --> 00:13.170
ハードディスク・ドライブは､ プラッターを回転させ､

00:13.170 --> 00:19.050
読み取りヘッドを動かしてデータを取得する旧式のストレージ・デバイスである｡

00:19.050 --> 00:22.980
ソリッド・ステート・デバイスを使用する場合､

00:22.980 --> 00:25.406
これは不揮発性メモリの一種で､

00:25.406 --> 00:29.850
比較的高速なデバイスにデータを保存することができ､

00:29.850 --> 00:36.000
デバイスのどの部分からでもほぼ瞬時にデータにアクセスできる｡

00:36.000 --> 00:37.860
さて､ これら2つのタイプの装置には､

00:37.860 --> 00:40.530
それぞれ利点と欠点がある｡

00:40.530 --> 00:42.210
ハードディスク・ドライブを扱う場合､

00:42.210 --> 00:45.510
非常に低コストのデバイスを手に入れることができるが､ はるかに遅く､

00:45.510 --> 00:47.820
機械的な故障の可能性がある｡

00:47.820 --> 00:50.400
一方､ ソリッド・ステート・デバイスを扱う場合､

00:50.400 --> 00:51.750
コストがはるかに高くなるため､

00:51.750 --> 00:53.670
同じ価格のハードディスク・ドライブと比較すると､

00:53.670 --> 00:55.673
ストレージ容量はかなり少なくなりますが､

00:55.673 --> 00:59.340
速度ははるかに速くなります｡

00:59.340 --> 01:02.610
ソリッド・ステート・デバイスにはもう一つ制限があり､

01:02.610 --> 01:08.190
それは､ これらのデバイスから実際にデータを読み書きできる最大回数である｡

01:08.190 --> 01:10.650
そう､ これらのデバイスは､ 時間とともに回路が摩耗するため､

01:10.650 --> 01:16.020
データの読み書きができる回数に制限があるのだ｡

01:16.020 --> 01:18.150
この数値はかなり高いので､ ほとんどの人にとっては大した問題ではありません｡

01:18.150 --> 01:20.100
しかし､ 読み取りや書き込みを多く行う場合､

01:20.100 --> 01:27.660
ソリッド・ステート・デバイスは従来のハードディスク・ドライブよりもはるかに早く消耗してしまいます｡

01:27.660 --> 01:34.230
そのため､ これらのデバイスを選ぶ際には留意する必要がある｡

01:34.230 --> 01:36.120
このようなストレージ・デバイスを高読み取り速度環境で使用する場合は､

01:36.120 --> 01:42.870
ソリッド・ステート・デバイスではなく､ ハードディスク・ドライブを使用することをお勧めします｡

01:42.870 --> 01:45.990
さて､ これらのさまざまなストレージ・デバイスで経験することになるさまざまな問題のいくつかを見ていくにあたり､

01:45.990 --> 01:51.090
まずはハードディスク・ドライブだけに影響を及ぼす問題に焦点を当てたいと思います｡

01:51.090 --> 01:52.300
次に､ ハードディスク・ドライブとソリッド・ステート・デバイスの両方に影響する､

01:52.300 --> 01:56.610
より一般的な問題についてお話しします｡

01:56.610 --> 02:00.060
ハードディスク・ドライブは機械的な装置である｡

02:00.060 --> 02:01.590
このプラッターは､ 5,400RPM､

02:01.590 --> 02:03.150
7,200RPM､ 10,000RPM､

02:03.150 --> 02:08.150
15,000RPMのいずれかの超高速で回転している｡

02:10.050 --> 02:11.820
そして､ このような高速のため､

02:11.820 --> 02:14.310
このデバイスは時間とともに摩耗する｡

02:14.310 --> 02:16.500
健康なハードディスク・ドライブの音を聞いていると､

02:16.500 --> 02:21.120
プラッターにアクセスして回転しているときに低レベルのノイズが聞こえるはずです｡

02:21.120 --> 02:25.350
これは､ 非常に高速で動き回る機械部品があるためだ｡

02:25.350 --> 02:27.463
しかし､ クリック音や研磨音などの異音が聞こえ始めたら､

02:27.463 --> 02:34.410
ハードディスク・ドライブに機械的な問題がある証拠です｡

02:34.410 --> 02:42.000
この時点で､ ハードディスク・ドライブをすぐにバックアップしておくことをお勧めする｡

02:42.000 --> 02:44.250
ハードディスク・ドライブでクリック音がする場合は､

02:44.250 --> 02:50.730
通常､ プラッター上を移動する読み取りヘッドに問題があることを示しています｡

02:50.730 --> 02:52.800
もし､ もっと擦れるような音がする場合は､

02:52.800 --> 02:54.300
リードライト・ヘッドがプラッターに押し込まれすぎて､

02:54.300 --> 02:58.980
プラッターを擦っている可能性があります｡

02:58.980 --> 03:00.630
あるいは､ プラッターそのものや､

03:00.630 --> 03:02.370
それを回転させているベアリングが故障し始めていて､

03:02.370 --> 03:05.970
それが研磨ノイズの原因になっている可能性もある｡

03:05.970 --> 03:09.510
いずれの場合も､ ハードディスク・ドライブは寿命が近づいており､

03:09.510 --> 03:10.710
間もなく故障する｡

03:10.710 --> 03:13.290
だから､ バックアップをしっかり取っておかないと､

03:13.290 --> 03:15.330
データを失うことになりかねない｡

03:15.330 --> 03:21.600
次に説明したいのは､ ケース前面にあるストレージ・デバイスのアクティビティ・ライトについてです｡

03:21.600 --> 03:23.820
ハードディスク・ドライブであれ､ ソリッド・ステート・デバイスであれ､

03:23.820 --> 03:30.630
そのデバイスから読み書きしようとしているときにランプが点滅しない場合は､ そのデバイスに問題がある可能性があります｡

03:30.630 --> 03:31.463
この場合､

03:31.463 --> 03:36.450
デバイスに適切な量の電力が供給されていないか､

03:36.450 --> 03:46.200
あるいはマザーボードからストレージ・デバイスに向かうケーブルに欠陥がある可能性がある｡

03:46.200 --> 03:49.500
さて､ LEDアクティビティライトを見ているときに起こりうるもう1つの問題は､

03:49.500 --> 03:52.260
そのライトが常に点滅しているという事実だ｡

03:52.260 --> 03:53.730
常に点滅している場合は､

03:53.730 --> 03:56.790
多くの読み書きが行われていることを意味する｡

03:56.790 --> 04:01.170
一般的にこの現象は､ システムに十分なRAMがない場合に起こります｡

04:01.170 --> 04:05.610
システムに十分な物理メモリがない場合､ Windowsではページファイルとして､

04:05.610 --> 04:11.040
Linuxではスワップパーティションとして､ ストレージデバイス上の一時ファイルを使い始める｡

04:11.040 --> 04:12.930
そして､ これは実際にハードドライブに情報を書き込んだり､

04:12.930 --> 04:14.130
ハードドライブから情報を取り出したりして､

04:14.130 --> 04:16.470
より多くのメモリがあるかのようにシミュレートする｡

04:16.470 --> 04:18.540
この種の問題を解決する最も簡単な方法は､

04:18.540 --> 04:21.450
システムにメモリやRAMを追加することだ｡

04:21.450 --> 04:23.160
物理メモリを増設することで､

04:23.160 --> 04:27.180
ディスクがスワップファイルやページファイルとして使用されなくなり､

04:27.180 --> 04:30.510
特定のストレージドライブへの負荷が軽減される｡

04:30.510 --> 04:33.270
ソリッド・ステート・デバイスは､ その全ライフ・サイクルにおいて､

04:33.270 --> 04:36.510
限られた回数の読み出しと書き込みしかできないことを忘れないでください｡

04:36.510 --> 04:40.710
スワップ・ファイルやページ・ファイルの出し入れを常に行っていると､

04:40.710 --> 04:45.450
システム全体のソリッド・ステート・デバイスの寿命を縮めることになる｡

04:45.450 --> 04:47.040
そのため､ より良いパフォーマンスを発揮し､

04:47.040 --> 04:48.300
ソリッド・ステート・デバイスの寿命を延ばすためには､

04:48.300 --> 04:52.380
物理的なメモリ量を増やす方が良い｡

04:52.380 --> 04:56.790
もうひとつ､ オペレーティング・システム自体の問題である｡

04:56.790 --> 04:59.681
システムを起動し､ オペレーティング・システムをロードしたら､

04:59.681 --> 05:04.530
システムに接続されているさまざまなストレージ・デバイスを見ることができるはずだ｡

05:04.530 --> 05:07.440
例えば､ ウィンドウズ・オペレーティング・システムを使っている場合､

05:07.440 --> 05:12.840
マイ・コンピューターやファイル・エクスプローラーでさまざまなストレージ・デバイスを見ることができる｡

05:12.840 --> 05:17.790
デフォルトでは､ オペレーティング・システムを格納するストレージ・デバイスが少なくとも1つ必要だ｡

05:17.790 --> 05:22.110
しかし､ システムによっては複数のパーティションや複数のデバイスがある｡

05:22.110 --> 05:25.260
例えば､ 私のシステムには2つのストレージ・デバイスがある｡ 

05:25.260 --> 05:29.700
私は2テラバイトのソリッド・ステート・デバイスをプライマリー・ストレージ・デバイスとして使っている｡

05:29.700 --> 05:32.070
さらに､ 4テラバイトの内蔵ハードディスク・ドライブがあり､

05:32.070 --> 05:39.510
長期間保存しておきたい､ それほど頻繁にアクセスしない大きなファイル用に使っている｡

05:39.510 --> 05:46.530
つまり､ Windowsを起動したときに､ オペレーティング・システムがインストールされているソリッド・ステート・デバイスのディスクが1枚しか表示されず､

05:46.530 --> 05:48.563
セカンダリ・ハードディスク・ドライブが表示されない場合､

05:48.563 --> 05:52.590
オペレーティング・システムの内部にドライブがないということになる｡

05:52.590 --> 05:54.000
この問題のトラブルシューティングを行うには､

05:54.000 --> 05:55.800
まず､ Windowsオペレーティングシステムを使用している場合､

05:55.800 --> 06:00.720
Windowsのディスク管理ツールを使用して､ デバイスが検出されているかどうかを確認することができます｡

06:00.720 --> 06:03.090
そうでない場合は､ コンピュータをUFIまたはBIOSに再起動して､

06:03.090 --> 06:08.040
ドライブがUFIまたはBIOSで検出されているかどうかを確認してください｡

06:08.040 --> 06:12.450
もしそうなら､ これはオペレーティング・システムの問題で､ 後でトラブルシューティングをしなければならないということになる｡

06:12.450 --> 06:14.910
そうでない場合は､ ハードウェアの問題で､

06:14.910 --> 06:23.790
ドライブに電源が供給されていないか､ データケーブルが正しく接続されていない可能性があります｡

06:23.790 --> 06:25.014
トラブルシューティングを行い､

06:25.014 --> 06:27.480
経験しているシナリオに基づいて特定の問題を特定できるようにするためには､

06:27.480 --> 06:32.610
これらのことが総合的にどのように機能するかを理解できるようになることが重要なのだ｡

06:32.610 --> 06:34.193
ストレージに関するもうひとつの問題は､

06:34.193 --> 06:37.290
読み込みや書き込みに失敗した場合だ｡

06:37.290 --> 06:38.520
データを特定のストレージ・デバイスに取り込んだり取り出したりする際には､

06:38.520 --> 06:43.590
読み込みか書き込みのどちらかを行うことになる｡

06:43.590 --> 06:45.020
読み取りや書き込みを行おうとすると､

06:45.020 --> 06:46.140
ソースディスクから読み取れない､

06:46.140 --> 06:53.550
あるいはソースディスクに書き込めないというエラーメッセージが表示されることがある｡

06:53.550 --> 06:55.770
この場合､ 通常はハードディスク・ドライブに不良セクタがあるか､

06:55.770 --> 07:02.130
ソリッド・ステート・デバイスに不良ブロックがあることが原因です｡

07:02.130 --> 07:03.780
ハードディスク・ドライブについて語るとき､

07:03.780 --> 07:06.900
私たちは丸いプラッターをセクタと呼ばれるものに分割する｡

07:06.900 --> 07:09.540
そしてそのひとつひとつは､ 基本的にハードディスク・ドライブのパイの小さな一片､

07:09.540 --> 07:12.360
あるいはスライスなのだ｡

07:12.360 --> 07:16.080
これにより､ 情報を書き込みたいセクタとそのセクタ内のトラックを特定することで､

07:16.080 --> 07:20.910
ハードディスク・ドライブの特定の領域への読み書きが可能になる｡

07:20.910 --> 07:22.491
しかし､ もし不良セクタがあれば､

07:22.491 --> 07:25.860
そのセクタは使用不可能で､ 書き込むこともできない｡

07:25.860 --> 07:27.420
すでにそこにデータを保存している場合､

07:27.420 --> 07:29.940
そこから再び読み出すことはできないかもしれないということだ｡

07:29.940 --> 07:30.773
そしてこの場合､

07:30.773 --> 07:33.451
データの損失や破損が発生する可能性がある｡

07:33.451 --> 07:34.751
このようなことが発生した場合､

07:34.751 --> 07:37.980
オペレーティング・システム内のディスク・ユーティリティを使用して､

07:37.980 --> 07:40.170
どのセクタが不良かを特定し､ その不良セクタを回復させるか､

07:40.170 --> 07:44.950
少なくとも情報を取り出して別のセクタに移動させる必要がある｡

07:44.950 --> 07:46.721
ウィンドウズやリナックスを使用している場合は､

07:46.721 --> 07:51.000
チェックディスクのようなユーティリティを使用することができます｡

07:51.000 --> 07:52.449
ソリッド・ステート・デバイスを使用している場合､

07:52.449 --> 07:58.170
セクタを使用しないので､ 物理的な機械的なものから読み書きする必要がない｡

07:58.170 --> 08:01.470
その代わりに､ ブロックと呼ばれるものがある｡ 

08:01.470 --> 08:03.450
さて､ ソリッド・ステート・デバイスを見るとき､

08:03.450 --> 08:07.860
私たちはそれをブロックと呼ばれる小さな部分に分割し､ 読み書きできるようにしている｡

08:07.860 --> 08:13.479
幸運なことに､ これらのソリッド・ステート・デバイスは非常に高い適応性を持っており､

08:13.479 --> 08:16.050
不良ブロックがあることがわかれば､

08:16.050 --> 08:28.470
ソリッド・ステート・デバイスの端にある予備のブロックを使ってその補償を開始し､ 情報を移すことができる｡

08:28.470 --> 08:31.467
ソリッド・ステート・デバイスがすべての予備ブロックを使い始めると､

08:31.467 --> 08:33.690
最終的には予備ブロックが足りなくなる｡

08:33.690 --> 08:36.330
そうなれば､ ソリッド・ステート・デバイスのファームウェアは､

08:36.330 --> 08:37.950
これらの予備ブロックを割り当てたり､

08:37.950 --> 08:41.640
補正したりすることができなくなる｡

08:41.640 --> 08:44.100
しばらくの間はこの方法でうまくいきますが､

08:44.100 --> 08:47.010
最終的には､ 予備のブロックをすべて使い果たし､

08:47.010 --> 08:49.050
読み取りエラーが多発するようになったら､

08:49.050 --> 08:51.389
データをバックアップして新しいドライブに復元し､

08:51.389 --> 08:56.610
ソリッド・ステート・デバイスを交換する時期がやってきます｡

08:56.610 --> 08:57.810
このように､ ストレージ・デバイスを扱う際には､

08:57.810 --> 09:02.340
さまざまな問題が発生する可能性がある｡

09:02.340 --> 09:04.380
いつ致命的な故障が起こるかわからないため､

09:04.380 --> 09:10.770
常にドライブのバックアップをしっかり取っておくことが最善の方法であることを覚えておいてほしい｡

09:10.770 --> 09:15.810
少なくとも､ 毎週ストレージデバイスのフルバックアップを行うべきである｡

09:15.810 --> 09:17.400
そのため､ ドライブが故障しても､

09:17.400 --> 09:20.670
少なくとも先週までのデータはすべて残っている｡

09:20.670 --> 09:22.753
覚えておいてほしいのは､ ストレージ・デバイス自体に価値があるのではなく､

09:22.753 --> 09:27.270
そのストレージ・デバイスに入っているデータに価値があるということだ｡

09:27.270 --> 09:30.120
カチカチという音がしたり､ ガリガリという音がしたり､

09:30.120 --> 09:38.113
ストレージ・デバイスの読み込み書き込みエラーが多発したりしたら､ すぐにフル・バックアップを取るようにしましょう｡

09:38.113 --> 09:43.540
そのため､ もしドライブが故障しても､ すでに復元可能なフルバックアップがある｡
