WEBVTT

00:00.120 --> 00:01.800
インストラクター：このレッスンでは､

00:01.800 --> 00:03.330
ドライブのパフォーマンス問題について､

00:03.330 --> 00:10.320
特にスマート診断ツールと､ 1秒あたりの入力出力オペレーションとして知られる指標についてお話しします｡

00:10.320 --> 00:12.630
まず､ SMARTについて｡ 

00:12.630 --> 00:14.970
さて､ SMARTとは頭文字をとったもので､ SMARTとはSelf-Monitoring

00:14.970 --> 00:18.090
Analysis and Reporting Technologyの略である｡

00:18.090 --> 00:22.320
そして､ 日常的に使用するほとんどのハードディスク・ドライブに内蔵されている｡

00:22.320 --> 00:24.180
さて､ このスマート・テクノロジーは､

00:24.180 --> 00:26.640
実際には自己診断プログラムであり､ 故障が発生したり､

00:26.640 --> 00:32.070
故障が近いことを検知すると､ オペレーティング・システムに警告を発する｡

00:32.070 --> 00:35.760
現在､ スマートシステムは約20年から30年前から存在しており､

00:35.760 --> 00:37.620
ハードディスク・ドライブから始まり､

00:37.620 --> 00:40.890
ソリッド・ステート・デバイスにも移行している｡

00:40.890 --> 00:43.740
このSMARTテクノロジーは､ オペレーティング・システムやBIOS､

00:43.740 --> 00:48.150
UEFIなどのシステムを補完するものです｡

00:48.150 --> 00:49.650
SMARTの全体的な考え方は､

00:49.650 --> 00:51.660
ハードディスク・ドライブを監視し､

00:51.660 --> 00:55.230
特定のドライブの健康状態を把握できるようにすることだ｡

00:55.230 --> 00:57.420
ドライブの温度､ ドライブ全体の健康状態､

00:57.420 --> 01:07.230
ハードディスク・ドライブなら回転速度､ ソリッド・ステート・デバイスなら不良ブロックの数などを調べます｡

01:07.230 --> 01:09.270
さて､ SMARTで覚えておくべき重要なことは､

01:09.270 --> 01:12.360
ドライブを健康に保つためのものではないということだ｡

01:12.360 --> 01:18.090
その代わり､ いつ問題を抱えているのか､ 将来的にいつ故障する可能性があるのかを特定するように設計されている｡

01:18.090 --> 01:19.410
だから､ このことを覚えておいてほしい｡ 

01:19.410 --> 01:22.650
ここでの彼らの目標は､ ドライブを修理することではなく､

01:22.650 --> 01:26.643
単に監視し､ 何か悪いことが起こりそうなときにそれを察知することだ｡

01:27.480 --> 01:29.190
このセルフ・モニタリング､ 分析､ レポート作成技術は､

01:29.190 --> 01:35.610
ハードディスク・ドライブとソリッド・ステート・デバイスに関するさまざまな属性を測定するように設計されています｡

01:35.610 --> 01:37.470
例えば､ 読み取りエラー率､

01:37.470 --> 01:40.290
ハードディスクのスピンアップ時間､ 再割り当てセクタ数､

01:40.290 --> 01:47.850
シークエラー率､ 電源オン時間､ 高温アラート､ その他このようなものを監視することができます｡

01:47.850 --> 01:50.370
これらのさまざまな情報を監視することで､ SMARTユーティリティは､

01:50.370 --> 01:56.910
オペレーティング・システムに未解決の問題や将来存在する可能性のある問題を通知することができます｡

01:56.910 --> 01:58.650
さて､ SMARTユーティリティが監視しているメトリクスのひとつに､

01:58.650 --> 02:03.900
1秒あたりの入出力オペレーション（IOPS）というものがあります｡

02:03.900 --> 02:07.950
さて､ IOPSはシステムで見ることができる本当に重要な指標である｡

02:07.950 --> 02:10.800
というのも､ ストレージ・デバイスへの入出力の速さを測定している以上､

02:10.800 --> 02:17.820
これはストレージを扱う際に理解しなければならない性能に関する重要な指標のひとつだからだ｡

02:17.820 --> 02:21.270
ハードディスク・ドライブとソリッド・ステート・デバイスを比較する場合､

02:21.270 --> 02:26.970
一般的にハードディスク・ドライブのIOPSはソリッド・ステート・デバイスのIOPSよりもはるかに低くなります｡

02:26.970 --> 02:28.800
ソリッドステート・デバイスは､

02:28.800 --> 02:31.410
情報を読み取るためにプラッターを移動させる必要がないため､

02:31.410 --> 02:36.600
シーク時間がはるかに速いからだが､ 必ずしもそうとは限らない｡

02:36.600 --> 02:38.130
非常に安価で安く作られたSSDの中には､

02:38.130 --> 02:45.270
本当に高速なハードディスクドライブよりもはるかに低いIOPS数のものもある｡

02:45.270 --> 02:48.060
だから､ ソリッドステート・デバイスがハードドライブより常に高速であるというように､

02:48.060 --> 02:52.860
すべてが明確に決まっているわけではないことを覚えておく必要がある｡

02:52.860 --> 02:54.450
だから､ このことを覚えておいてほしい｡ 

02:54.450 --> 02:58.710
クラウドで作業している場合､ 実際には基礎となるストレージにアクセスすることはできない｡

02:58.710 --> 03:02.670
なぜなら､ 仮想化やクラウド・コンピューティングを利用している場合､

03:02.670 --> 03:07.350
ストレージレイヤーの下にハードディスク・ドライブがあるのか､

03:07.350 --> 03:14.880
ソリッド・ステート・デバイスがあるのかがわからないからだ｡

03:14.880 --> 03:20.070
これは､ 特定のストレージ・デバイスにデータを読み書きする際に､

03:20.070 --> 03:26.700
パフォーマンスを測る最良の指標となるからだ｡

03:26.700 --> 03:28.860
さて､ ストレージ・デバイスについて話しているときに､

03:28.860 --> 03:31.500
全体的なパフォーマンスが低下しているのが見え始め､

03:31.500 --> 03:40.620
IOPSを測定してその数値も低下しているのが見えたら､ ストレージ・デバイスへの読み書きに何らかのボトルネックがあることを示している｡

03:40.620 --> 03:42.120
これはハードウェアの問題かもしれないし､

03:42.120 --> 03:44.250
ソフトウェアの問題かもしれない｡

03:44.250 --> 03:46.530
SMARtユーティリティのようなツールを使って､

03:46.530 --> 03:48.523
ドライブが適切な速度で読み書きができているのか､

03:48.523 --> 03:52.440
それともオペレーティング・システムが実際に速度を落としていて､

03:52.440 --> 03:59.040
デバイスへの読み書きが必要な速度でできていないのかを調べる必要があります｡

03:59.040 --> 04:00.720
なぜなら､ 1秒あたりの入出力オペレーションが少ないのは､

04:00.720 --> 04:15.270
ハードウェアの問題かもしれないし､ アプリケーションや一般的なシステム・リソースが､ その特定のシステム上で起こっている他の多くのことのために過負荷になっているのかもしれないからだ｡

04:15.270 --> 04:18.210
ストレージのパフォーマンスが低下している場合､

04:18.210 --> 04:19.350
ハードディスク・ドライブで調べたいのは､

04:19.350 --> 04:23.310
ファイルが断片化していないかどうかだ｡

04:23.310 --> 04:24.150
もしそうなら､

04:24.150 --> 04:26.880
デフラグツールを実行することをお勧めする｡

04:26.880 --> 04:29.070
これは､ これらのファイルのすべての断片を取り出し､

04:29.070 --> 04:30.450
それらを元に戻すことができ､

04:30.450 --> 04:34.020
そのデバイスへの読み取り時間を短縮する｡

04:34.020 --> 04:36.720
これは､ ハードディスク・ドライブに書き込む際､

04:36.720 --> 04:41.430
書き込もうとしているファイルを分割してしまうからだ｡

04:41.430 --> 04:45.180
これらの断片はそれぞれ､ ハードディスクの空いているスペースに､

04:45.180 --> 04:47.910
最初から順番に配置される｡

04:47.910 --> 04:51.300
だから､ ハードディスク・ドライブを本と同じように考えてほしい｡

04:51.300 --> 04:54.630
200ページある白紙の本を渡したとしよう｡ 

04:54.630 --> 04:57.780
収納はこれだけだが､ 鉛筆は持っていて､

04:57.780 --> 05:02.670
本に書くときは1ページから始めて50ページまで書き続ける｡

05:02.670 --> 05:04.320
さて､ あなたは3ページ目に戻り､

05:04.320 --> 05:06.630
そのページにあるものは必要ないと判断した｡

05:06.630 --> 05:07.800
だから､ それを消すんだ｡ 

05:07.800 --> 05:09.780
今､ その本には空白のスペースがある｡ 

05:09.780 --> 05:12.840
7ページ目も12ページ目も15ページ目も同じことをして､

05:12.840 --> 05:15.330
本を見ていらないものを消していったね｡

05:15.330 --> 05:17.190
何か別のことを書き留めたいときは､

05:17.190 --> 05:19.200
51ページから始めるのではなく､

05:19.200 --> 05:23.070
それを消した3ページに戻って空白を埋めるのだ｡

05:23.070 --> 05:24.450
スペースがなくなったら､

05:24.450 --> 05:31.710
空白のある次のページに移動し､ 51ページまで戻るまでそれを続け､ また書き続ける｡

05:31.710 --> 05:33.480
それがハードディスクの仕組みだ｡ 

05:33.480 --> 05:35.640
つまり､ 小さなファイルをたくさん削除していると､

05:35.640 --> 05:39.270
ドライブ全体に小さな穴がたくさんできてしまうのだ｡

05:39.270 --> 05:41.130
そして次に何かを書こうとするとき､

05:41.130 --> 05:43.050
その穴が埋まり始める｡

05:43.050 --> 05:47.400
しかし､ そのファイル全体を再び取得するために､ それらの異なる場所にシークしなければならないので､

05:47.400 --> 05:49.950
これは過剰な読み取り書き込み時間をもたらす可能性がある｡

05:49.950 --> 05:54.510
だから､ その時間を短縮するために､ デフラグと呼ばれる作業を行うのだ｡

05:54.510 --> 05:59.550
すべてのファイルを同じページに正しい順序で並べる｡

05:59.550 --> 06:01.350
また､ ドライブの周囲にあるものを移動させ､

06:01.350 --> 06:04.860
すべてが再び整然とするまでシャッフルすることができる｡

06:04.860 --> 06:09.120
しかし､ 時間の経過とともに､ 削除や書き換えが繰り返されるため､

06:09.120 --> 06:10.530
ドライブは再び乱雑になり､

06:10.530 --> 06:12.810
そこで断片化が起こります｡

06:12.810 --> 06:19.890
ドライブの断片化が進むと､ ドライブからデータをシークしたり読み取ったりする際のパフォーマンスが低下する｡

06:19.890 --> 06:24.720
幸運なことに､ ソリッド・ステート・デバイスに移行すると､

06:24.720 --> 06:32.940
断片化はもはや問題ではなくなり､ いつでもそのドライブ上のすべてにアクセスできる｡

06:32.940 --> 06:35.490
そのため､ ソリッドステート・デバイスの断片化はもはや問題ではなく､

06:35.490 --> 06:40.530
ソリッドステート・デバイス上でデフラグ・ユーティリティを実行する必要はない｡

06:40.530 --> 06:43.230
しかし､ ハードディスク・ドライブで行う必要がある｡ 

06:43.230 --> 06:45.480
一方､ ソリッドステート・デバイスの場合､

06:45.480 --> 06:51.990
容量が不足し始め､ 容量が減ってくると､ ドライブの動作が遅くなることに気づくだろう｡

06:51.990 --> 06:54.960
ドライブを高速化するには､ ソリッドステート・デバイスからファイルを移動し､

06:54.960 --> 06:58.260
余分なスペースを確保する必要がある｡

06:58.260 --> 07:00.690
これは､ ソリッドステート・デバイスの仕組み上､

07:00.690 --> 07:07.380
容量がいっぱいになって空き容量がほとんどなくなると､ そのデバイスのパフォーマンスが大幅に低下するためだ｡

07:07.380 --> 07:14.240
そのため､ 私は常にソリッドステート・デバイスの少なくとも10％を空にしておくことを勧めている｡
