WEBVTT

00:00.050 --> 00:00.990
インストラクター：このレッスンでは､

00:00.990 --> 00:03.450
RAIDに関する問題についてお話しします｡

00:03.450 --> 00:04.710
さて､ RAIDとは独立したディスクの冗長アレイ､

00:04.710 --> 00:11.880
あるいは安価なディスクの冗長アレイのことであることを覚えておいてほしい｡

00:11.880 --> 00:13.470
さて､ RAIDを扱う場合､

00:13.470 --> 00:20.370
これは1台のディスクが故障した場合のデータ損失のリスクからデータを保護する手段として設定されます｡

00:20.370 --> 00:24.240
だから､ ハードディスク・ドライブやソリッド・ステート・ドライブを使っていて､

00:24.240 --> 00:25.440
そのドライブが故障したら､

00:25.440 --> 00:27.690
そのドライブのすべてを失うことになる｡

00:27.690 --> 00:30.600
今､ 私の写真や個人的な書類が全部そこに入っていたら､

00:30.600 --> 00:32.310
本当に最悪な日になる｡

00:32.310 --> 00:37.260
その代わりに､ シングルドライブではなくRAIDを使うことができる｡

00:37.260 --> 00:42.480
例えば､ RAID 1､ RAID 5､ RAID 10を使用してシステムをセットアップし､

00:42.480 --> 00:47.070
複数のディスクを1つのボリュームとして使用することができます｡

00:47.070 --> 00:50.183
こうすることで､ より多くの冗長性を持たせることができ､

00:50.183 --> 00:54.840
個々のドライブが故障してもデータが失われることはない｡

00:54.840 --> 00:56.340
さて､ RAIDを扱う場合､

00:56.340 --> 00:59.250
RAIDに障害が発生する可能性は2通りある｡

00:59.250 --> 01:00.762
1つ目は､ 今説明したように､

01:00.762 --> 01:03.900
RAID内で1つのディスクが故障する場合です｡

01:03.900 --> 01:07.620
例えば､ RAID1があれば､ ミラーリングを使っていることになる｡

01:07.620 --> 01:08.730
ミラーリングを使っているときは､

01:08.730 --> 01:12.840
すべてのファイルの完全なコピーを2つ､ それぞれのドライブに1つずつ置いている｡

01:12.840 --> 01:14.460
今､ これらのドライブのうち1台が故障しても､

01:14.460 --> 01:16.590
もう1台のドライブはまだ機能し､

01:16.590 --> 01:22.080
そのドライブにデータを読み書きすることができる｡

01:22.080 --> 01:24.270
これは､ 2台のドライブのうち1台しか動作していないため､

01:24.270 --> 01:26.580
RAIDがデグレードしているためです｡

01:26.580 --> 01:29.971
しかし､ そのドライブには私のすべてのデータが完全コピーされている｡ 

01:29.971 --> 01:33.030
RAID5を使っても同じことが起こるだろう｡ 

01:33.030 --> 01:36.000
RAID 5の場合､ 少なくとも3台のディスクを使用し､

01:36.000 --> 01:41.850
データを保存する際に3台のディスクすべてにパリティビットを分散させることを忘れないでください｡

01:41.850 --> 01:43.650
つまり､ ディスク0､ ディスク1､

01:43.650 --> 01:46.440
ディスク2という3つのディスクがあり､ ディスク1が故障しても､

01:46.440 --> 01:50.220
ディスク0とディスク2にあるファイルの断片を使ってすべてのファイルを計算し､

01:50.220 --> 01:55.230
それらのファイルを元に戻すことができる｡

01:55.230 --> 01:56.130
そうすると､

01:56.130 --> 01:58.620
ファイル全体を計算しなければならないので､

01:58.620 --> 02:02.460
ファイルを読むのに時間がかかる｡

02:02.460 --> 02:06.870
しかし､ 3ピースのうち2ピースは持っているので､

02:06.870 --> 02:10.080
3ピースはまだ計算できる｡

02:10.080 --> 02:13.530
そのため､ RAIDはデグレード状態で動作することになる｡

02:13.530 --> 02:15.300
パフォーマンスは低下するが､

02:15.300 --> 02:17.029
動作は維持されるからだ｡

02:17.029 --> 02:20.430
RAID1､ RAID5､ RAID10など､

02:20.430 --> 02:23.580
RAID内のディスクを失った場合でも､

02:23.580 --> 02:24.413
通常通り動作しますが､

02:24.413 --> 02:27.960
速度は遅くなります｡

02:27.960 --> 02:29.280
ディスクが故障したら､

02:29.280 --> 02:35.400
できるだけ早くディスクを交換し､ RAIDの再構築というユーティリティを実行します｡

02:35.400 --> 02:36.570
RAIDを再構築する場合､

02:36.570 --> 02:43.080
システムが不足している部分をすべて再計算し､ RAIDに挿入した新しいディスクドライブにコピーする必要があるため､

02:43.080 --> 02:47.310
システム全体のパフォーマンスが低下します｡

02:47.310 --> 02:49.440
これにより､ ディスクゼロとディスク2から､

02:49.440 --> 02:53.790
RAIDに挿入した新しいブランクディスク1に戻す部分を計算することで､

02:53.790 --> 02:58.530
例で使用した故障したディスク1を交換することができます｡

02:58.530 --> 03:00.870
そのため､ 現在は機能が低下している｡ 

03:00.870 --> 03:03.420
ユーティリティがRAIDの再構築を終えると､

03:03.420 --> 03:10.099
いわゆる健全なRAIDに戻り､ 劣化することなくフルスピードですべての読み書きができるようになります｡

03:10.099 --> 03:12.750
さて､ RAIDの障害には2種類あると言った｡ 

03:12.750 --> 03:14.071
RAID障害のもう一つのタイプは､

03:14.071 --> 03:17.040
いわゆるフルRAID障害である｡

03:17.040 --> 03:18.387
さて､ RAIDの完全な障害とは､

03:18.387 --> 03:22.213
アレイまたはボリューム全体が機能しなくなることである｡

03:22.213 --> 03:24.870
さて､ このようなことが起こる理由はいくつかある｡ 

03:24.870 --> 03:26.580
ハードウェアベースのRAIDを使用している場合､

03:26.580 --> 03:29.640
RAIDコントローラカードが故障している可能性があります｡

03:29.640 --> 03:33.000
そしてこの場合､ システムはこれらのディスクにアクセスする方法がわからなくなり､

03:33.000 --> 03:35.400
RAID全体が故障することになる｡

03:35.400 --> 03:40.830
もう一つの理由は､ オペレーティングシステムを通じて構築されたソフトウェアRAIDを使用していて､

03:40.830 --> 03:42.750
オペレーティングシステムに何らかの設定ミスがあった場合､

03:42.750 --> 03:49.650
オペレーティングシステムはそのRAIDアレイを使用する方法を忘れてしまいます｡

03:49.650 --> 03:52.200
さて､ RAIDに障害が発生する3つ目の方法は､

03:52.200 --> 03:58.230
複数のドライブに障害が発生し､ 不足している部分を計算するのに十分なデータがなくなった場合です｡

03:58.230 --> 04:02.220
例えば､ 2つのディスクを持つRAID 1があると言った｡

04:02.220 --> 04:05.820
ディスクの1台が故障しても､ 2台目のディスクから読み出すことができる｡

04:05.820 --> 04:07.620
しかし､ これらのディスクの両方が故障すると､

04:07.620 --> 04:09.365
RAID全体がダウンする｡

04:09.365 --> 04:12.450
同様に､ 3台のディスクでRAID 5を使用している場合､

04:12.450 --> 04:14.490
ディスク0､ 1､ 2がある｡

04:14.490 --> 04:18.330
ディスク1が故障し､ ディスク2が故障する前にディスク1を交換しなかった場合､

04:18.330 --> 04:22.800
ディスク0しかなく､ ディスク0には1/3の情報しかない｡

04:22.800 --> 04:26.490
3台のドライブのうち2台が故障しているため､

04:26.490 --> 04:28.710
RAID全体が故障することになり､

04:28.710 --> 04:34.980
RAID 5の場合は事実上RAID全体が故障することになります｡

04:34.980 --> 04:38.910
RAID全体がこのように故障した場合､ RAIDを再構成し､

04:38.910 --> 04:40.920
新しいディスクでRAIDを再構築し､

04:40.920 --> 04:42.360
外付けハードディスク､

04:42.360 --> 04:48.960
テープバックアップ､ クラウドバックアップのいずれかにある適切なバックアップからRAIDを復元することで､

04:48.960 --> 04:55.638
RAIDを完全に健全な状態に戻し､ 再び稼働させることができます｡

04:55.638 --> 04:57.420
さて､ RAIDに関して最後に触れておきたいのは､

04:57.420 --> 05:02.280
RAIDゼロには冗長性がまったくないことを覚えておいてほしいということだ｡

05:02.280 --> 05:07.290
RAIDゼロの場合､ 2つの物理ディスクが1つの論理ボリュームとして動作していますが､

05:07.290 --> 05:10.260
それぞれデータの1/2を転送しています｡

05:10.260 --> 05:12.870
パリティも冗長性もない｡ 

05:12.870 --> 05:15.540
RAIDゼロに2台のディスクがあり､ ディスク1が故障した場合､

05:15.540 --> 05:17.940
どうなると思いますか？

05:17.940 --> 05:20.993
この場合､ すべてのデータが失われるため､

05:20.993 --> 05:22.560
RAIDを再構築し､

05:22.560 --> 05:26.520
バックアップから復元する必要があります｡

05:26.520 --> 05:28.590
RAIDを使用する際には､ このことを念頭に置いてください｡ 

05:28.590 --> 05:30.030
RAID 1､ RAID 5､ またはRAID

05:30.030 --> 05:36.600
10を扱っている場合､ ディスクを1台失っても､ データを失うことなくデグレード状態で運用することができます｡

05:36.600 --> 05:39.420
しかし､ RAID内の複数のディスクを失うと､

05:39.420 --> 05:40.620
アレイ全体が故障し､

05:40.620 --> 05:42.920
そのデータにアクセスできなくなる｡
