WEBVTT

00:00.300 --> 00:04.110
ナレーター：最近､ クラウド・コンピューティングがこの業界の大きなトレンドになっているようだ｡

00:04.110 --> 00:06.090
可用性の向上､ より高い回復力､ 無制限の弾力性が約束されているクラウドは､

00:06.090 --> 00:14.340
従来のネットワーク・アーキテクチャと比較して､ 間違いなく多くの利点を私たちの組織に提供することができる｡

00:14.340 --> 00:18.390
しかし､ クラウド・コンピューティングは､ 私たちの環境に多くのユニークなセキュリティ上の課題をもたらす可能性もあり､

00:18.390 --> 00:20.910
私たちはそれを認識しておく必要がある｡

00:20.910 --> 00:22.200
これらをよりよく理解するためには､

00:22.200 --> 00:28.050
まず､ 現在利用可能なさまざまなタイプのクラウド・ソリューションとアーキテクチャを見てみる必要がある｡

00:28.050 --> 00:30.900
クラウドの導入モデルには､ パブリック､ プライベート､

00:30.900 --> 00:31.733
ハイブリッド､

00:31.733 --> 00:36.450
コミュニティ､ マルチテナント､ シングル傾向の6種類がある｡

00:36.450 --> 00:39.840
最も一般的なクラウドアーキテクチャはパブリッククラウドである｡

00:39.840 --> 00:44.730
このモデルでは､ サービス・プロバイダーがインターネット経由でエンドユーザーにリソースを提供する｡

00:44.730 --> 00:47.310
現在､ グーグル､ マイクロソフト､ アマゾンをはじめ､

00:47.310 --> 00:50.460
数多くのパブリッククラウド・ソリューションが提供されている｡

00:50.460 --> 00:56.880
例えば､ グーグル・ドライブは､ 無料と有料モデルの両方で提供されているパブリック・クラウド・サービスだ｡

00:56.880 --> 01:03.870
現在､ パブリック・クラウドは､ 組織が必要とするサービスを迅速かつ効率的に得るための安価な方法となることが多い｡

01:03.870 --> 01:05.880
つ目の選択肢は､ プライベート・クラウドだ｡ 

01:05.880 --> 01:06.840
このサービスでは､

01:06.840 --> 01:12.300
企業内リソースとして企業だけが利用できる独自のクラウド環境を構築する必要がある｡

01:12.300 --> 01:13.380
プライベート・クラウドでは､

01:13.380 --> 01:15.720
クラウド・リソースとそれをホストするサーバーの設計､

01:15.720 --> 01:19.890
実装､ 運用は組織の責任となる｡

01:19.890 --> 01:24.600
例えば､ 米国政府はGovCloudと呼ばれる独自のプライベートクラウドを運用している｡

01:24.600 --> 01:27.510
そして､ これは政府内のさまざまな組織で使われている｡

01:27.510 --> 01:30.990
しかし､ あなたの会社や私の会社は､ グーグル・ドライブやAWSやAzureのように､

01:30.990 --> 01:34.830
そこにアクセスして使うことはできない｡

01:34.830 --> 01:36.960
一般的に､ プライベート・クラウドは､

01:36.960 --> 01:41.460
低コストであることよりもセキュリティを重視する場合に選択される｡

01:41.460 --> 01:46.290
ハイブリッドクラウドソリューションは､ パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方のメリットを組み合わせることができる｡

01:46.290 --> 01:47.670
このアーキテクチャーでは､

01:47.670 --> 01:51.510
プライベート・クラウドのように組織自身が開発・運用するリソースもあるが､

01:51.510 --> 01:55.650
パブリック・クラウドのように､ 一般に公開されているリソースを利用したり､

01:55.650 --> 02:01.680
他のサービス・プロバイダーにサービスをアウトソースしたりすることもできる｡

02:01.680 --> 02:04.500
パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのリソースが混在しているため､

02:04.500 --> 02:09.900
ハイブリッド・クラウドの各部分でホストされるデータの種類にかかわらず､ 厳格なルールを適用する必要がある｡

02:09.900 --> 02:15.480
例えば､ 機密情報は組織のプライベート・クラウド部分にホスティングされるべきである｡

02:15.480 --> 02:17.910
第4の選択肢は､ コミュニティクラウドだ｡ 

02:17.910 --> 02:20.070
このモデルでは､ 共通のサービスを必要とする複数の組織が､

02:20.070 --> 02:24.360
リソースとコストを共有する｡

02:24.360 --> 02:29.340
これは､ 複数のプライベート・クラウドをつなぎ合わせてコストを下げるのと似ている｡

02:29.340 --> 02:30.810
ここでのセキュリティ上の課題は､

02:30.810 --> 02:32.580
各組織がそれぞれ独自のセキュリティ管理をしている可能性があり､

02:32.580 --> 02:37.710
これらを組み合わせる際にそれを緩和しなければならないということだ｡

02:37.710 --> 02:43.230
自分のネットワークを他のネットワークに接続すれば､ そのネットワークのセキュリティ・リスクも引き継ぐことになることを忘れないでほしい｡

02:43.230 --> 02:46.350
これはクラウド環境に移行したからといって変わるものではない｡

02:46.350 --> 02:48.810
さて､ 4つのクラウド展開モデルに加えて､

02:48.810 --> 02:52.080
注意すべき他の2つのモデルも見ておく必要がある｡

02:52.080 --> 02:54.690
これはマルチテナントであり､ 単一傾向である｡ 

02:54.690 --> 02:57.180
最初のものはマルチテナンシーモデルだ｡ 

02:57.180 --> 03:01.170
このモデルでは､ 同じリソースを複数の組織が使用する｡

03:01.170 --> 03:03.330
ほとんどの組織では､ 1台のサーバーやサーバー群の全容量を使用することはないため､

03:03.330 --> 03:08.340
これによって効率を大幅に向上させることができる｡

03:08.340 --> 03:12.030
しかし､ 2つ以上の組織が同じ物理リソースを共有する場合､

03:12.030 --> 03:14.250
セキュリティ上の懸念が生じる｡

03:14.250 --> 03:18.750
たとえば､ あなたのウェブサイトが他の20人の顧客と共有サーバーでホストされている場合､

03:18.750 --> 03:24.840
そのうちの1人がサービス拒否攻撃の犠牲者になると､ そのサーバー全体が同じ攻撃を受けることになります｡

03:24.840 --> 03:27.120
そしてこれは､ 他のサーバーに対するサービス拒否の際に､

03:27.120 --> 03:31.260
あなたのものを巻き添えにしてオフラインにすることもできる｡

03:31.260 --> 03:35.580
さて､ これはマルチテナンシー・モデルで想定される危険とリスクのひとつに過ぎない｡

03:35.580 --> 03:38.190
マルチテナンシー・モデルで想定されるリスクと戦うために､

03:38.190 --> 03:41.640
シングル・テナンシーと呼ばれるシングル・ユーザー・モデルもある｡

03:41.640 --> 03:46.410
このモデルでは､ 1つの組織が特定のリソースに割り当てられる｡

03:46.410 --> 03:51.150
このため､ シングル・テナンシー・ソリューションはマルチテナンシー・ソリューションよりも効率が悪くなる傾向がある｡

03:51.150 --> 03:53.040
また､ 適切に動作させるためにはより多くのハードウェアを必要とするため､

03:53.040 --> 03:55.440
価格も高くなる｡

03:55.440 --> 03:58.530
では､ この6つのモデルのうち､ あるいはこれらのモデルの組み合わせのうち､

03:58.530 --> 04:00.750
どれがあなたの組織に適しているのだろうか？

04:00.750 --> 04:03.240
まあ､ それはあなたのセキュリティー・ニーズ､

04:03.240 --> 04:05.940
コスト制限､ リスク許容度による｡

04:05.940 --> 04:11.520
パブリック・クラウド・モデルを組み合わせたマルチテナンシー・モデルを使用するのが最も安上がりだろう｡

04:11.520 --> 04:16.560
しかし､ これは情報の機密性と可用性に対するリスクを高めることにもなる｡

04:16.560 --> 04:19.140
セキュリティ実務者として検討する多くの事柄と同様､

04:19.140 --> 04:21.090
ここに唯一の正解はありません｡ その代わりに､

04:21.090 --> 04:23.490
これらのモデルの利点と欠点を比較検討し､

04:23.490 --> 04:30.453
組織固有のニーズと懸念事項に基づいてどれが正しいかを決定するのが私たちの仕事です｡
